outside my window **

ありふれた、ごくごく身近で普通の小さな幸せ写真とやわらかい詩の展示場
Posted by sao

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Posted by sao   2 comments

おじいちゃんへ

届きますように

「ごめんなさい」
「おつかれさま。」
「ありがとう」
「大好きです。」

あなたに 伝えたかった言葉は
あまりに あまりに 多すぎて、
もう会えなくなって長いのに
まだ、心に残っています。

今も見守ってくれているでしょ?
疲れませんか?
時たま空を見上げると
あなたがいるのが わかります。

私は あなたの孫の中でも
いっぱい心配かけた子でしょう。
今でも「おまえはできる子だ」って
信じてくれているのでしょう?
だから私は 歩めます。

若いころに体験した
あまりにつらい思い出は、
あなたの目に映る景色を
濁らせていたかもしれません。

だから、今度会える時には、
私の目で見た沢山の
うつくしい景色のお話を
いっぱい いっぱい するからね。

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今日は、『天国への手紙』です。

明日は(28日)母方の祖父の命日です。
80歳過ぎまで、大都会のお洒落な街にぽつりとたたずむ古き良きクリーニング屋として働きつづけ、ワタシが心の病を発症し 引きこもりになってしばらくして亡くなりました。9年前です。(・ω・`)

祖父は大学を卒業し結婚後、20代半ばでロシアと南の島に戦いに行きました。
終戦前に病気にかかり帰ってきたけれど、学生時代のお友達も軍隊の仲間もほとんど失ったそうです。
小さいころにワタシが家族旅行に誘うと「若いころにいっぱい行ったからいいんだよ」と悲しい笑顔を浮かべていたことを今でもよく覚えています。
終戦後、母に南の島の人々の話は聞かせてくれたそうですが、ロシアの話は一度も聞いたことがないそうです。
どれほどつらい記憶だったのでしょう・・・。
きっと心のどこかに自分だけ生き残ってしまったという意識が、ずっとあったように思います。
今はきっと、お友達や戦友たちと色々語り合っていることでしょう。

おしゃれで格好良かったおじいちゃん。
ボケが始まってしまっても、ワタシのことを覚えていてくれたおじいちゃん。
いつも「saoはすごい」と言ってくれていた、おじいちゃん。
大好きなおじいちゃんのお葬式に、ワタシ一人が出れなかったことがずっとずっと心残りでした。

コツコツと病気と向き合い、少しずつですが外出できるようになって、やっとこの詩を書くことができました。
届きますように。

写真は、2008年10月に病後初めて近くの公園まで一人で行けた時に撮った写真です。

明日が良い一日でありますように!(○´▽`)ノ
小さなしあわせ訪れますように
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Comment

きょーこ says... ""
素敵なおじいちゃんですね…。
後ろ姿もやさしくてあったかいです。

saoさんのお手紙、今頃きっと
天国のおじいちゃんに届いていますね。

写真の景色……どこかで見たことがあるなと思ったら
練馬区の石神井公園にどこか似ています。
この風景、おじいちゃんの風景もsaoさんのなかで
永遠に残っていかれるのでしょうね…
2011.09.30 23:28 | URL | #- [edit]
sao@管理人 says... "きょーこさま"
ようこそ、outside my window**へ!!

とってもあたたかく、優しいコメントをありがとうございました。
お礼が遅くなってしまって、申しわけございません!o(*_ _)oペコッ
心がぽわぁーっとあたたかくなって、嬉しくなって、感動いたしました。
ほんとうに、ありがとうございます!

> saoさんのお手紙、今頃きっと
> 天国のおじいちゃんに届いていますね。
そう言っていただけると嬉しいです。

> 写真の景色……どこかで見たことがあるなと思ったら・・・
その通りです!ご存じなんですね。
もしや、お近くですか?
子供の頃から遊んでいる、大好きな公園なんです。
昨日7ヶ月ぶりに行って来ました。
木や土のにおいがして、池もあって、高低もあって、森のようで。
やっぱり大好きな公園だと、改めて思いました。(*´ー`*)

是非またいらしてください。
心よりお待ちしております!

良い一日を!(´▽`)ノe-53
2011.10.07 21:52 | URL | #- [edit]

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